ランサーズでプロジェクトの仕事が終わると、クライアントに評価をつけられます。評価の内容はコメントと5段階評価です。この評価は強制ではなく「任意」なのですが、やはり評価はしておくべきなのでしょうか。
結論から言えば、評価は仕事が完了したあとのお礼のような役割もあるので、しておいた方がベターです。クライアントから自分への評価も任意なので、中にはしてくれない人もいるかもしれませんが、気にせずプロジェクトが終了したら自分は相手を評価するという癖をつけておきましょう。
では次に、クライアントの評価をつけるにあたっての注意点をいくつか説明します。
まず一つ目は、「適当につけない」です。これは当たり前かもしれませんが、特にやり取りに問題がなかったのに、なんとなくという理由で星4や星3の評価をつけるのはおすすめできません。
きちんとした理由がないのに満点ではない評価をすると、今後の契約に影響が出てくる可能性があります。スムーズに取引が終わり、不信感やマイナスだと感じる点がなければ、5段階評価は5にしておきましょう。
二つ目は「コメントを長く書きすぎない」です。クライアントによっては、あまり評価を重視していない人もいますので、20分、30分と長い時間をかけても、メリットが得られない可能性があります。それよりも執筆時間にあてたほうが自分にとってメリットとなるでしょう。
かと言って、「ありがとうございました」だけでは、なんとなく寂しい感じがします。そのため、お礼+αで何かクライアントに感謝の気持ちを伝えておくのが良いです。ただし、時間はかけすぎず5分程度で済ませましょう。
ここで一つ、評価の入力を時短する方法をご紹介します。それは、あらかじめ定型文を作っておき、クライアントに合わせて追記をするという方法です。
たとえば、
『この度は丁寧なご対応ありがとうございました。とても執筆がしやすくて助かりました。また何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。』
という定型文を作っておきます。
そして実際に評価をするときに少し追記をし、
『この度は丁寧なご対応ありがとうございました。とても執筆がしやすくて助かりました。また、お褒めの音葉もいただけてとても嬉しく感じております。また何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。』
とすると、3分ほどで作業が完了し、ありがとうの一言で終えるよりも感謝の気持ちが伝わる内容になります。
この評価コメントについては、スクールの生徒さんからも度々どのような内容にしたらよいのかと質問をいただきます。
私としてはそこまで時間をかけるものではないと感じていますが、短すぎる、評価しないというのも、クライアント目線で考えるとあまりおすすめできません。
時間をかけすぎず、そして相手への感謝の気持ちを込めた文章を書くのも、ライターとしての腕の見せ所ではないでしょうか。
どのような作業でも、時間をかければかけるほど良い、というわけではありません。
特に本業でWebライターをやっている人は、力を入れるべき部分とほどほどに済ますべき部分を見極めて作業をしていくことが、効率良く稼げるライターになるために必須だと覚えておきましょう。