私がライターになりたい5つの理由

「ライター」といえば「火をつける道具」。それ以外に知らなかった小さな頃から、私の将来の夢は「文章を書く人」でした。

しかし、子供の頃は単に書くことが好きだからという理由だけで憧れていた職業ですが、今の私にとってライターは、全ての希望が叶えられると言っても言い過ぎではない程、メリットだらけの理想の仕事なのです。

私がライターになりたいと思った理由とともに、いったいどのようなメリットがあるのかをご紹介していきましょう。

・本が好き

小さい頃、お布団の中で絵本を読んでもらうのが大好きでした。

自分で字が読めるようになった頃には、本を買うようにと、祖父が月に1枚五百円札(なんていうと歳がバレてしまいますね)をくれるようになりました。毎月本代支給の日を待ちわびて、その日が来るとすぐに本屋さんに連れて行ってもらい『少年少女名作童話』を片っぱしから読みました。

本を読んでいる間はその世界にどっぷりと入り込んでしまい、話しかけても返事もしない、とよく母に怒られました。

そして本を読んでいない時間といえば、空想の世界に浸りっきり。

自分で作り上げた世界の中で大忙しなのに

「ボーっとしてばっかり」と言われるのが納得いかなくて、いつかこの世界を本に書いてみたいと、その頃から思い始めていました。

・書くことも好き

学校での作文や詩は褒められることが多かったのですが、適当に書いたつもりの、友達への手紙や交換日記を「読みやすくて面白い」とか「読むのが楽しみ」と言ってもらえることで、どんどん書くことが好きになりました。

そして大学時代は、新聞に投稿して図書券をもらったり、友達の代わりにレポートを書いてランチをおごってもらったりして、書くことでご褒美がもらえる喜びを知りました。

・憧れの在宅ワーク

それなのに、いざ就職というときには、職業の選択肢にはライターは含まれていませんでした。流れに流されて父の美容院を手伝い始めて20年。現在は後を継ぎ、その美容院を1人で運営しています。

ところで今、私には小学生の娘が1人います。

そして、子供のための時間をもっと作りたいと、とても切実に感じています。自営業だから自由が利くと思われがちですが、町の小さな美容院ではそうはいきません。

妊娠中すでに美容師として独り立ちしていた私は、出産の前日まで仕事をしていました。そして産後2カ月で赤ん坊連れで復帰。お店のバックルームに娘を寝かせ、仕事の合間に授乳するという生活をしていました。

娘が1歳になってからは保育園に預け、今に至るまでほぼ休むことなく、ずっと仕事を続けてきました。

店舗の家賃を毎月払い、それなりの収入を得続けていこうと思えば、

常にお客様が一番です。自分の都合や体調は二の次で、無理をするのが当たり前なのです。

自宅でできる仕事だったなら、と今まで何度思ったかしれません。

そんなとき、ふと思い出したのが学生時代に夢だった職業、「ライター」です。

ライターなら在宅で仕事をすることができるから、「おかえり」と毎日娘に言ってあげることができます。時間をやりくりすれば、授業参観やピアノの発表会にも行くことができます。病気の時、そばにいてあげることもできます。

もちろん時間のやりくりは大変だとは思います。でも自分が頑張りさえすれば、やりくりすることはできる。それは私にとって、とても魅力的なことなのです。

・美容師時代より稼ぎたい

ずるずると続けてきた美容の仕事ですが、長くやっている店舗だけに、お客様も高齢化しています。来店できなくなった方や、間隔が開くようになった方が多くなってきました。

要するに売り上げが落ちてきているのです。拘束時間の割に儲からないのです。収入が減っても家賃が下がるわけでもなく、時給に換算すると頭が痛くなる月も出てきました。

いっそ店をたたんでパートに出ようかとも思いましたが、すぐには行動に移すことはできません。とりあえず空き時間に稼ぐことはできないかと、インターネットで「内職」を検索してみました。

すると出てきた「在宅ライター」の文字に目が釘付けになりました。

いつの間にか諦めていた、物を書く仕事。

今更無理だと思い込んでいましたが、もし今からでも私にできるのであればやってみたい、と思いました。

でも、生計を立てていけるほど稼ぐことができるとも思えず、また諦めに近い気持ちになりかけていました。

そんなときに、りぴさんとインスタグラムでつながりができました。

そしてAmazonの電子書籍で出版されている『ブラック企業の社畜OLが脱サラでウェブライターデビューするまでの物語』を読みました。

本当にちゃんとライターとして生きていけて、しかもOL時代よりも稼いでいる方がいるなんて!

あこがれと羨望の気持ちが湧いてきました。こんな風になりたいと、心から思いました。

・前向きな転職

美容院を閉めたいと思い始めた時の気持ちは、ものすごく後ろ向きなものでした。続けていってもマイナスだから廃業するというのは、

私にとって敗北宣言であり、とても悔しいことだったのです。

でも今は違います。私は、やりたかった仕事に挑戦したいのです。挫折して店をたたむわけではありません。

そう思うと、私は誇りを失わずにすみます。

私に店を託してくれた父にも、そして昔から私が文章を書くことを人一倍応援してくれていた父にも、胸を張って報告することができると思うのです。

・ライターになったらできること

書くことでお金がもらえて、自宅で仕事ができて、娘が喜んで、プライドも保てる。ライターになるということは、私にとってこんなにたくさんのメリットがあります。

更にライターとして文章の書き方や伝え方が上達すれば、これこそ本当に諦めきっていた小説家になることへ挑戦するのも、夢じゃなくなるかもしれません。

モチベーションに事欠くことはありません。

ライターになるということは、私にとって理想の生活を手に入れるだけではなく、夢に向かって歩き出す一歩ともなるのです。