僕がウェブライターを目指す理由(警察官から在宅ウェブライターを目指す男の物語)

年末に近づいたここ最近、新たに原のライティングスクールに新メンバーが追加されました。

今回はメンバー初の男性です。

先日初回のオリエンテーションで、ビデオ通話しましたが、なるほど、ウェブライター目指すのも納得な理由です。在宅でしっかり稼ぎたい、できるだけすぐに収入にしたいというのであれば、きちんと再現性のあるノウハウを学び、ウェブライターになるのは賢いチョイスだと思います。

ということで、「ヴァシコ」さんのウェブライターへの道のりを自ら描くシリーズの始まりです。

「どうしても働きたいなら、在宅でできる仕事をすればいいじゃない。」

母は玄関に座り込み、うなだれるぼくにそう語りかけました。

その時のぼくは憔悴しきった状態で、母の顔を見上げる余裕すらありませんでした。

着ていたワイシャツの襟元には自分の血が付着しています。

それでも「そうか、そんな生き方もあるのか。」とわずかな希望を見出していました。

話は数年程さかのぼって、大学卒業後。

ぼくは地元の警察に就職しましたが、仕事中に皮膚病を発症。

夜勤に加え、休日も休憩もほとんどない環境のためか症状は悪化する一方で、とうとう仕事が続けられない状態になってしまい退職しました。

全身のところどころで皮ふが裂けたり、皮がずる剥けになったりする病気で、日常生活もままならない状態でした。

根治する見込みもない上、症状を改善させることすら難しい病気です。

しばらく寝たきりの日々が続くも、どうしていいか分からない。

そんな状況で過ごしていたある日、たまたまインターネットで、同じ病気の人が自力でそれを克服した方法を発信しているブログを発見しました。

治療方法は食事制限によるもので、かなり厳格なものでしたが、内容通りに実践して病気を克服することができました。

病気克服後は、民間企業に再就職しましたが、ここで皮膚病が再発してしまいます。

原因は食生活の乱れです。

会社勤めをしていると、自分の時間が自由に取れないことから外食も増え、上述の食事制限をこなすのが難しくなったためです。

慌てて食事制限を再開しましたが、病状は悪化する一方でした。

動くのも辛い状態で無理して働き続けたためか、さらに感染症も併発し、医師からは1週間の安静を言い渡されてしまいます。

当時はまだ試用期間中だったこともあり、ぼくは病気を隠して働き続けました。

その結果、症状は入院を要するレベルにまで達します。

まだ有給が貰える立場になかったため、入院することは即ち退職を意味します。

体は限界でしたが、すぐに退職には踏み切れませんでした。

病気で前職を辞め、その後に長いブランクもあり、ここでまた仕事を辞めればもう雇ってくれる会社はないかもしれない。

そう思ったためでした。

その日の夜、フラフラになりながら帰宅して、話は冒頭に戻ります。

家に帰ると、心配した両親がぼくを出迎えてくれました。

父からは無理せず、仕事を辞めるように言われます。

両親の思いやりに感激しましたが、それでも決心はできませんでした。

退職するのは、やはり怖かったのです。

渋るぼくに母がこう言いました。

「どうしても働きたいなら、在宅でできる仕事をすればいいじゃない。」

「そんな生き方もあるのか。」

これまで働くということは、どこかに勤めるというのが当たり前だと思っていた私は衝撃を受けました。

既に限界だったぼくは両親の助言もあり、会社を辞めることを決心します。

その後、在宅でできる仕事にはどんなものがあるのかを調べました。

webライター、webデザイナー、webエンジニアなど、世の中にはパソコン1台あればできる仕事が結構あることを知りました。

その中で「この仕事なら、自分にもできるかもしれない。」

率直にそう感じたのがwebライターでした。

webデザイナーやwebエンジニアになるためには、専門的な勉強をしなければなりません。

しかし、それを一から勉強したいと思うほど、ぼくはこれらの仕事に興味を持つことができませんでした。

その点、文章なら書くことができます。

webライターになろうと思ったのは、そんな安易な理由からでした。

ただ文章を書けるとは言っても、それは質を問わなければの話です。

もともと文章を書くのが得意だったわけでもなかったぼくは文章の勉強を始めます。

それからは文章術の本を何冊も読んだり、文章を書いたりする日々が続きます。

文章を書く媒体として、自身のブログも始めました。

そして、そんな日々を送る中で、文章の持つ奥深さや可能性に気付いていきました。

文章には人の心を動かす力がある。

これは実際に自分でブログを書いていて感じたことでした。

自分の体験や考えを発信することによって、それを読んでくれた見ず知らずの人たちから

「いつも役立つ情報を教えてくださって、ありがとうございます。」

「ブログを読んでいて、勇気が貰えました。」

などと感謝してもらえたり、応援してもらえたりするようになったからです。

またブログに書いた「おすすめの転職エージェント」の記事では、実際に記事のリンクからサービスに申し込む人たちも出てきました。

自分の書いた文章で、色んな人たちの役に立ったり、行動させたりすることができる。

そう実感できるようになると、もっと突き詰めて、もっと多くの人の役に立ったり、行動させたりできるような文章を書けるようになりたい。

そう思うようになりました。

webライターになりたいと思ったきっかけは、自分にもできそうだからという安易なものでしたが、今は違います。

たくさんの人たちに影響を与えることができる文章の可能性と魅力に気づき、それを突き詰めたいと思ったからです。