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アニメ名言解説シリーズ「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」

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世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。それも嫌なら・・・

出展;攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX #1公安9課 SECTION-9


押井守の劇場版から、テレビ版に舞台を変えてスタートしたSTAND ALONE COMPLEXの第1話、冒頭で草薙少佐が言い放つセリフがこれ。

警官(公安)とは思えない過激な発言ですよね。言われた犯罪者がどんな犯罪を犯したのかは詳しくわかりませんが、おそらく世の中を変えようとしたテロリストとか、そういう輩だったのでしょうか。

政治の話をするとややこしくなるのであえてしませんが、そりゃまあ、世の中を変えようとして本当に変えられるのは、歴史の中でもほんの一握りの偉人たち。一介の市民、ましてや犯罪者が世の中を変えることは無理な話です。

ただ、これのセリフは犯罪者に向けてだけに放たれているわけでもなさそうです。

世の中に対して不満を吐くのは誰にでもあること。でもそれで世の中が変わるわけでもなく、だったら自分を変えたほうが得策だよ、というのが少佐の思想なんでしょう。

でもねえ。

自分を変えることもこれまた難しい話で。多分、世の中を変えるのと同じレベルで難しい。

自分というのは、今まで生きてきた時間の経験と思考から成り立つわけだから、単純に考えれば変えるためにはまた同じだけの時間、今までと違う経験と思考が必要なわけですよ。

そういう環境を自分一人で作り上げるのは、かなりの無理ゲーです。

そうなると、そのあとに続くセンテンス。

それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」

となるわけですね。

この部分は、SACというかアオイ君の思想のもとでもある、サリンジャーに関わってきますね。

「僕は唖(おし)でつんぼの人間のふりをしようと考えたんだ」

このフレーズはストーリーの後半にフィーチャーされるようになるのですが、その予告を第1話でしているのでしょうか。

さて、少佐のセリフをよりわかりやすく言い換えるとしたら。

世の中に不満を持たず、持つのであれば自分を変えろ、できないなら何も言わず、何も聞かず、孤独に生きろ。

ということになります。

辛いですね。

じゃあまあ一番シンプルに、この言葉を受け入れるとしたら?

世の中に不満を持っても仕方ないんじゃね?って達観することではないでしょうか。

不満に対して自分の性格を変えるのも、大変ですよ。実際。

でも、このフレーズの最後にある「孤独に生きろ」がちょっと引っかかります。これ、攻殻機動隊の劇場版(押井版)続編で、評価としては微妙な「イノセンス」で語られるていますよね。

 

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